【神経症状14級】紛争処理センターで過失割合25%とされたものを、訴訟で5%で解決した事案。
事案概要
むち打ちで神経症状14級が認定されている方のご相談でした。訴訟の前に紛争処理センターへの申立をしましたが、相談者の過失が25%とされたことに納得がいかず、訴訟を希望されていました。
解決の内容
訴訟では、相談者の過失を5%とする前提での和解が成立しました。既払金と併せて総額400万円超での解決となりました。
ポイント
紛争処理センターでは、相談者に通行禁止の違反があったという加害者側の主張が認められて過失割合が認定されていました。そこで、裁判では、警察に事故現場の道路規制を問合せたところ、事故現場には加害者側が主張するような規制はなかったことがわかりました(当事務所の弁護士は裁判から担当。)。この問合せ結果がポイントとなり、過失割合が相談者に有利に変更することができました。
※この事例は、当事務所開設前に担当した事案です。